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アン・ライス関連の思い出と最近の情報など

連日映画じゃない話題が続いていますが、今日もそうです(笑)関係はあるんですけどね・・・ 先日「最近小説が読めない」と書きましたが、何故か一昨日、途中まで読んで何年も放置していたアン・ライスの Blood and Gold をふと持って外出し、お茶しながら開いてみたらスルスル読み進んでしまいました(^_^;)まあ英語読むの遅いので、読み進んだと言っても数ページなんですけど、、、 アン・ライスとの出会いは中学生のときに映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を観て、原作小説『夜明けのヴァンパイア』を読んだのが始まりでした。 それがヴァンパイア・クロニクルズというシリーズの第一作であることを知って、中高生のときに邦訳は全部読んで、邦訳が無いものは大学に入ってから拙い英語力ながらペーパーバックで読んで、ということをやっていたら、いつの間にか20年弱経っていました(笑) そう言えば昔はAmazonが無かったので、ペーパーバックって、田舎に住んでるとなかなか手に入りませんでした。(笑)都会の大きい書店じゃないと置いてなかった・・・今はほんと良い時代になりましたね・・・どこに住んでても何語の本でも、ある程度手に入る。 ちょっと話が逸れましたが(笑)元に戻して、国内外問わずヴァンパイア小説はいくつもありますが、どうにもアン・ライスのヴァンパイア・クロニクルズ以外はあまりハマれませんでした・・・ 何というか、アン・ライスの描く世界は、自分にとってはものすごいリアリティがあるんです。もう登場人物が目の前にいるかのように姿が細部まで思い描ける、声も聞こえそうなくらい(笑) アン・ライスの文体がまあそんな感じなので。対象についての感覚的ディテールの描写が延々続くというか(笑) アン・ライスは中世から続いてきた魔女の家系を描いたゴシックロマン「魔女の刻」シリーズも書いてますが、これも好きです。 他の単発の作品や「眠り姫」三部作は、正直面白いのかどうかよく分かりませんでした。(^_^;)やはりライスは長編シリーズで力量を発揮するような気がしますよね、、、 実はアン・ライス作品に関しては、一旦全て手放した時期がありました。でも結局ヴァンパイア・クロニクルズと魔女の刻シリーズは買い直して今に至ります(笑) やっぱりね、

映画DVDに関する不思議体験

ここのところ連日あれ?というちょっとした不思議体験がいくつもあり、けっこうスルーするようにすらなってきましたが(笑)、これまで映画・・・というか正確には映画DVD購入に関することなんですが(笑)、不思議体験をいくつか思い出したので書こうと思います。 まあ、全て勘違い物忘れ、歳取ったんだよで解決してしまうことではあるのですが(笑)こんなに記憶って曖昧なんだなあ・・・と思うと、もう記憶に縛られる必要はないのかもしれないと、気がラクになったり(笑) 先日、ふとAmazonのこれまでの購入履歴を見る機会があったのですが、絶対買った覚えのないDVDを買ったことになっていたり、逆に絶対買ったのに!というDVDが無かったりすることに気付きました。 まあ、表示の不具合とかいくらでも理由は考えられるのですが(笑) 買った覚えの無いDVDと、絶対買ったはずなのに購入履歴に残っていないDVD、どちらも今は手元にありません。 買ったはずのDVDは、手元にあった記憶も、手放した記憶もあります。が、買った覚えの無いDVDに関しては・・・そう言われてみれば、何だか持っていたような記憶もあるようなないような。(笑)という曖昧な記憶が、購入履歴を見た後生成されてきています(笑)。 記憶力は良い方だと思っていたのですが・・・こんなにきれいさっぱり忘れ去っていることが、実は沢山あるのかもしれません(笑) これもAmazonで起こったことですが、「欲しい物リスト」に、追加した覚えの無い商品があったことがありました。そして、それは是非欲しいなと思うものだったので購入しました(笑)こんなんあったんだー♪という嬉しいサプライズ?でした(笑) まあ、もしかしたらいつか追加したのに忘れてただけかもしれませんよね(笑) もう一つ、実は一昨日手放したばかりの某DVDボックスセットに関することですが(笑)、これが到着したときのことが、けっこう不思議体験でした・・・ DVDの五巻セットだったので、かなり厚みはあります。8センチくらいでしょうか?それが、縦幅三センチほどの投入口しかない我が家のポストに投函されていたんですよ(笑) 我が家のポストはダイヤル式の鍵になっていて、もしかしたら前回開けたときに鍵を閉め忘れ、誰でも開けられるようになっていたのかもしれません。玄関まで行く

羽仁未央さんのこと・・・

昨日知って、本当に驚いたのですが、羽仁未央さん2014年に亡くなってたんですね・・・ ここのところ本を手放すかどうかの判別を毎日していて、昨日もうーんと本棚を眺めていたところ、羽仁未央さんのエッセイが目に付いて(これは手放す気ゼロです。笑)そういや今何してらっしゃるんだろう?SNSとかやってらっしゃるんだろうか?と思って検索窓にお名前を入力してみたら、関連ワードに「死去」・・・?! はあ?!と思ってクリックしたら・・・既に二年以上前のこととなっていたニュースを、今知ることになりました・・・ いろいろなメディアでご活躍されていましたが、実は自分が触れることの出来ていた情報はあまり多くなく、『夢見る場所は場所も夢見る』『香港は路の上』の二冊の本を持っているのと、あとは、何年前になるんだろう?多分15年くらい前の大学受験生の頃、ラジオ深夜便でインタビューが放送されているのを聴いて、わーお元気なんだ!と思ったのを最後に、私の中では情報が止まっていました・・・ 『夢見る場所は場所も夢見る』は五歳の頃、幼稚園での本の定期購入のカタログに載っていて、保護者向けの本だろうのに「これ絶対ほしい!」と言って買ってもらいました。 当時の自分は既に小学校低学年用の本は読んでいましたが、そのレベルであの本の内容を理解出来ていたのかどうかは今となっては分からないものの(笑)、とても気に入ってずっと読んでいた記憶があります。 その後もずっと好きな本で、大きくなるにつれて内容の理解も深まり(笑)、というか何故幼稚園児があれを夢中になって読んでいたのか(^_^;)今も手元にあります。 『香港は路の上』はそのずっと後、大学の学部生時代の休学期間に、多分香港関係の文献を漁っていた際に発見して購入したと思います。 当時はまだネットも今ほど日常に密着しておらず、羽仁未央さんについてネットで検索したりすることも、思いつきすらしませんでした。なのでそのとき初めてこの本が出版されていたことを知って、羽仁未央さん香港だけの本も書いてらっしゃったんだ!と喜び勇んで買ったような気がします(笑)こちらもかれこれ10年ほど、時折開く本の一つになっています。 『夢見る場所は場所も夢見る』は完全にサブリミナルだったというか(笑)、自分が何故縁もゆかりもない香港という土

本の整理

ここのところ、蔵書をある程度まとめて手放そうかという気持ちになってきて、先日第一弾を古本屋さんに持って行きました・・・ 本も財産だと思ってずっと放置していたんですが、やっぱり、買って一度も読まずに10年経ってるとか、そういうのはどう考えても要らんやろ・・・と気付き始めるともう気になってしかたなくて(笑) なので、第一弾は 買って一度も読まずに10年前後経っている 一度は読んだけど再読することはなかった 一度は読んだはずだが、内容はよく覚えていない ことを基準にして仕分けました・・・20冊くらいになったかな。 そんなに多くはなかったですが、本棚一段分くらいのスペースはなくなったのでけっこうスッキリしました。 映画ブログだから一応関連づけときますが(笑)、「インタビューで監督が影響を受けたと言ってた小説」とかも含まれておりました・・・あと、毎年行ってるわけじゃない映画祭のプログラムとか。けっこうね、行くと思い出作りに買ってしまうんですけど読み返すことは一度もなかったです(^_^;) 取っておいてもよかったんですが、でも、今からそれ読みたい?明日からも何度も読みたい?と自問してみると、別に・・・という答えが返ってきたので手放すことにしました(笑) たまに自分が本当にこれまで「映画好き」だったのかどうか分からなくなることがあって(笑)、特に20代の頃に関しては、なんか「こういう映画見てる」とか、「この映画祭に行ってる」ということを自分のアイデンティティの一部とすることで、カッコつけてるだけだったのかなあ・・・と思ったりもして、いわゆる厨二とか黒歴史というやつでしょうか(^_^;) これからは、アイデンティティがどうこうとか考えずに気楽に映画を観たいです(笑) 第二弾は 必要だと思って買ったが一度も読まなかった 必要だと思って買って、読んだことは読んだが、今は必要では無くなった ものにしようと思います。 理想は、「何度も読んで内容も覚えていて、これからも読みたい本」だけに出来たらいいんですけどね・・・ となると、実はアイドル雑誌とかビジュアル本、大衆小説しか残らないのが何とも(^_^;) 改めて、高尚で文化的な人間ではなかったんだな私・・・と再確認してしまいますねorz 買って一度も読まなか

『昴』を観に行ったときの思い出(駄)

昨日NHK-BSで、黒木メイサちゃんがスペインにフラメンコを習いに行くドキュメンタリーを再放送していたが、ちょうどその時期の映画だったんじゃないかな?、メイサちゃん主演の『昴』を思い出した。 これは映画館に観に行って、一応内容も覚えてはいる。が、内容自体よりは、観に行ったときの天気とか、前後に立ち寄ったところとか、映画館の行き帰りの風景とか、そういうことのほうをやけに鮮明に覚えている。 鮮明というか、ある意味ふわふわした夢のような感じでもあり、なんか上手く言えないんですけど・・・ 春の3月か4月くらいだったはずで、当時は漢方は飲んでいなかったので、クラリチンを病院でもらっていた。クラリチンの作用も、この記憶のふわふわ感を強めているのかもしれない(笑)けっこう朦朧としますよねアレルギー薬って・・・ 生ぬるい曇り空で、確か一駅分くらい歩いて往復したんだよなあ。当時は超絶ヒマ人だったので、そういうこともよくやっていた・・・ で、帰りに寄った喫茶店でキャビンローストで一服したことも、その喫茶店の灰皿が金色で、葉っぱの形をしていたことも覚えている。 キャビンローストは、あまり好きじゃなくてそのとき一箱買ったきりで、その後買うことは無かったんだけど(笑)。 何故か映画自体より、そういうことのほうをよく覚えている映画の一つだ。 で、それが、何だかすごく幸せな時間だったような気がする。 自分は映画に何を求めているんだろう?とよく考えているが、内容が理解したいというのなら、全ての作品を家で見れば十分なような気がする。でも、何故か映画館には行ったりする。 つまり、単に作品の中で何が語られているかを理解することだけが、自分にとっての映画を観る目的ではないのかもしれない。 自分にとっての映画というのは、それが公開された時期に世の中で起こっていたこととか、どこで見たとか、その日はどんな天気だったかとか、そういう「周りの空気」みたいなものを、多分に含んでいるのかもしれない。 まあだから何だという話なんですが(^_^;) ちょっと、思い出したんで書いてみました・・・ もうすぐまた春だけど、ここ数年はなかなか気持ちよく過ごせていない。今年はどうなるかなあ・・・ なんかこんな記事でリンク貼っていいんだろうか(笑)、とも思うのですが